水文・水資源学会 第3回水文学フォーラム「流域治水」

概要:令和2年7月豪雨災害以降、全国で流域治水プロジェクトが検討・策定されつつあります。一方で、流域治水が、河川区域における洪水リスクの低減といった対応だけでなく、集水域や氾濫原における対策もその中に含むと同時に、街づくりも含めた社会制度的な施策も含む広範なものであることから、その定義やとらえ方、施策の重点の置き方など、様々な考え方や見方が存在します。しかし、流域治水が、河川の上流山間域から下流都市域までを含む広範な地理的スケールと、そこに生活する住民から行政までの多様な主体が関わる営みとなることは間違いないと思われます。その営みの中では、自然現象の理解や、技術の理解が重要であることはもちろんのこと、多様な主体間のコミュニケーションと信頼関係の構築も重要となってきます。そこで、本フォーラムでは、全国に先駆け、2014年に流域治水の推進に関する条例を公布した滋賀県の取り組みをご紹介いただくとともに、条例交付に先駆けて水害に強い街を目指して自主的な活動を続けてこられた滋賀県東近江市葛巻町自治会の方に、取り組みのきっかけや、進めるうえで遭遇した課題、行政との関係などについてお話頂き、生活者の視点を踏まえて流域治水を考える機会にしたいと考えています。
日時:2021年10月10日(日)10:00-12:00 オンライン開催(第2報はこちら)
話題
1.滋賀県における流域治水の取り組み 滋賀県流域治水政策室:山田 千尋 (やまだちひろ) PPTは資料の
2.水害に強い葛巻(かずらまき)町を目指して ‐東近江市葛巻町の取り組み-
                           葛巻町自治会長 :中井 重光(なかいしげみつ)
                           葛巻町副自治会長:安田 清明(やすだきよあき)
                           葛巻町防災部長 :安田 忠(やすだただし)

参加申込期限:10/5(火) 注)参加者が80名を超えた場合はYoutube配信を併用します。

参加申込方法:以下のリンクよりお名前・所属・メールアドレスをご登録ください。
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       https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZMocOCupzMsG9RIau-Z02kWjjtg2rzK-18f

資料(PDFファイルがダウンロードできます)


 流域治水は地域づくり、街づくり

その他の参考資料