科学と社会の関係を問い直す

[要旨] 近年の日本における科学と社会の関係は良好とは言えない状況である。それは科学と社会の関係に関する理解が双方において不十分だからではないだろうか。この関係性は時代によっても変わるが,人口減少,低成長時代を迎えた現在はまさに転換点といえる。そこで,時代が求める科学と社会の関係性について私論をまとめた。現代は様々な価値観が混在する時代である。混在から相互承認,共存へと進むためには対話が唯一の方法であろう。

 日本水文科学会からお誘いを受け、気になっていた表記の課題について思うところを書いてみました。招待かと思ったていたら総説とするということで査読中ですが、出版ではなく主張することが目的ですのでここにドラフトを公開します。アイコンをクリックするとPDFが表示されます。こうやって、主張を続けるのも隠者の営みです。

科学と社会の関係を問い直す(ドラフト)